
レースリポート

浜名湖レディースチャンピオン 地元の刑部亜里紗が41号機を引くか!?
2025.07.31
ボートレース浜名湖の「PG1第39回レディースチャンピオン」(8月6日~11日)で使用されるモーターは、今年4月15日が初おろし。まだ日が浅いが、素性はおおむね明らかになりつつある。注目モーターをピックアップしてみた。
【30号機】 回り足、出足、伸びすべてにおいて感触のいい素性機。5月下旬からの一般戦で赤岩善生が、また6月のオールレディースで落合直子が仕上げているエース格だ。
【18号機】 6月のオールレディースで宇野弥生が乗艇。伸びを中心に仕上がる傾向にあるが、ターンの押し感も十分。レーサーの個性にマッチすれば節イチになる可能性がある。
【41号機】 ゴールデンウイーク戦以降、常に2連対率1位か2位につけてきた素性機。特にターン直後の出足は抜きん出ており、レーサー間でも評判となることしばしば。
【36号機】 当初はさほど目立たなかったが5月以降気配アップ。6月のオールレディースでは強力な旋回力と伸びへのつながりをみせ、若狭奈美子を優勝に導いている。
【32号機】 オールレディースで廣中智紗衣が乗艇、優出4着とした。さらに前々節に乗艇した山田哲也は好バランスを誇り優勝。7月29日時点の2連対率53.8%はトップだ。
【13号機】 6月のオールレディースで米丸乃絵が乗艇。伸び寄りの調整により中間速からのつながりが良化。受け身になることなく、主導権を握ることのできる舟足だ。

上記6基に乗艇経験がある地元レーサーは刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部28歳)【写真2枚】。
刑部は6月5日から開催された一般戦で41号機を引き当て、2着5本、4着2本、5着2本としている。1着こそなかったが男女混合戦で互角に戦っており、本人のレース力を支えていたことは確か。レディースチャンピオンのモーター抽選でこの41号機を引くようなことがあれば優位性は極めて高くなる。
たとえそうでなくとも、レース中の負傷のため欠場となった地元の盟友・川井萌の分まで奮闘する決意でいることは明らか。活躍を願うファンにきっと応えてくれるに違いない。