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丸亀ヴィーナス 平山智加が地元Vで通算43回目の優勝 女子賞金14位に浮上しPG1へ

2025.07.31

ボートレース丸亀(ナイター)での「ヴィーナスシリーズ第10戦 蒼月まるるカップ」(7月25日~30日開催)が終了した。30日の優勝戦は1号艇の平山智加(香川出身・香川支部40歳)【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ10のトップスタートで逃げ切った。2着に3号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部)、3着に2号艇の高憧四季(大阪出身・大阪支部)が入り、3連単1-3-2で640円の1番人気となっている。

 勝った平山は昨年4月の多摩川オールレディース以来となる約1年3カ月ぶりの優勝で通算43V。地元の丸亀では2023年5月のGWレース以来、約2年2カ月ぶりの優勝で当地通算9Vとなった。

 平山は勝ち上がりのピットで「地元でこうして優勝できてよかったです。今節はモーターも流れも良かったです。次節はレディースチャンピオンになりますので、いい弾みになりました。これからも心を込めて走ります!」と元気いっぱいに語った。

 今節の平山は2・1・3・1・1・2・1・3・1・1着。奇遇にも昨年12月のオールレディースで平山自身が乗って準優3着だったモーター66号機を引き、約7カ月ぶりにコンビを組む相棒とともに快走を披露。初日ドリーム戦で1コース逃げ、2日目11Rで1コース逃げ、3日目9Rで1コース逃げ、4日目12Rで4コースまくり差しと連日白星をマークする活躍を見せ、予選トップ通過を果たした。そして準優・優勝戦はいずれも1コースからトップスタートで逃げ切り快勝。10戦6勝のオール3連対で頂点に立った。

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平山はこの優勝で賞金105万円を獲得し、今年の女子賞金ランキングは前日15位から14位に浮上。クイーンズクライマックス出場ボーダーまでの差は約49万円にまで一気に縮まった。今年の平山は1~5月に9節走って2優出0Vとなかなか波に乗れない時期が続いていたが、6月以降は5節走って4優出1Vと近況リズム急上昇中。6年連続10回目のクイーンズクライマックス出場に向けて反撃開始だ。

 復調の大きな要因は1コース戦だろう。1~5月は1コース1着率が61%(18戦11勝)だったが、6月以降は92%(13戦12勝)という鉄壁ぶり。現在1コース12連勝中となっている。

 好調ムードで迎える次節は8月6日から浜名湖でのPG1レディースチャンピオン。2020年多摩川大会に続く2回目の夏の女王奪取をめざしてどんな走りを見せるのか楽しみだ。

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