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レースリポート

(C)BOATRACE 守屋美穂

浜名湖レディースチャンピオン 守屋美穂らドリームメンバーを知る

2025.07.29

ボートレース浜名湖の「PG1第39回レディースチャンピオン」は8月6日が初日。12Rにはドリーム戦が組まれている。そのメンバーと特徴やポイントは次のとおりだ。

守屋 美穂(1号艇)…2024年6月の戸田周年記念から遠ざかっていた記念戦線にいよいよ復帰。これまで何度も手にしかけていたG1タイトルをこの浜名湖で勝ち取る決意だ!

遠藤 エミ(2号艇)…優勝すれば3大会連続4回目のレディースチャンピオンVとなる女子唯一のSGウイナー。連続優勝について「重圧にしたくない。自信にしたい」と内心を語るなど自然体だ。

渡邉 優美(3号艇)…近9期連続でA1級を堅持しているが、そのうち5期で勝率7点台をマーク。一昨年の津大会は優出3着、昨年の福岡大会は優出2着と健闘。浜名湖でリベンジを期す。

浜田亜理沙(4号艇)…2023年の多摩川PG1クイーンズクライマックスをはじめ、今年5月の常滑G2レディースオールスターで優勝。レース力で他を圧倒する存在にほかならない。

土屋 千明(5号艇)…通算優勝回数は3回でG1優出歴はないが、侮ってはならない。スロー水域から勝利し、ダッシュ戦ではしぶとく連絡みする巧腕ぶりが注目される。

實森 美祐(6号艇)…2022年8月の丸亀レディースチャンピオン優勝戦でフライングの憂き目にあったが、足もとを見つめ一歩一歩前進。ファンの期待を糧に全力投球する。

(C)BOATRACE 守屋美穂

ドリームメンバー1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【写真2枚】はG1優出が過去10回。人気・実力ともに“ボートレース界の顔”にふさわしい存在で、G2レースは4回も優勝しているが、あと一歩のところでG1タイトルに届かないでいる。
とりわけ多くの人の印象に残っているのが2020年8月多摩川の第34回レディースチャンピオン。ファイナル1号艇を手にし、1コースからコンマ15のトップスタートを放ったものの、コンマ20の平山智加に2コースまくりを決められて2着だったのだ。

だからこそ、ドリーム1号艇に意味を感じるファンは少なくない。1年あまりの忍耐の時を経た今、その一戦一戦に注目したい浜名湖レディースチャンピオンである。

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