
レースリポート

戸田ヴィーナス 植木美帆が初準優出へ勝負! 滝沢織寧は地元初準優出へ
2025.07.21
ボートレース戸田の「ヴィーナスシリーズ第9戦 日刊スポーツ杯」(7月19日~24日開催)は21日、予選の3日目が終了した。現時点での予選得点率上位22人は以下のとおり。
1 前田 紗希(埼玉・埼玉)10.20
2 渡邉 優美(福岡・福岡) 9.50
3 樋口由加里(岡山・岡山) 9.00
4 黒澤めぐみ(神奈川・東京)8.60
5 宇野 弥生(埼玉・愛知) 8.60
6 大澤 真菜(埼玉・東京) 8.40
7 湯淺 紀香(群馬・群馬) 8.20
8 大豆生田蒼(栃木・埼玉) 8.20
9 守屋 美穂(岡山・岡山) 7.80
10 浜田亜理沙(広島・埼玉) 7.60
11 島田なぎさ(埼玉・埼玉) 7.40
12 宮崎 安奈(埼玉・埼玉) 7.00
13 間庭 菜摘(福岡・福岡) 6.80
14 中田 夕貴(埼玉・埼玉) 6.40
15 来田 衣織(兵庫・兵庫) 6.40
16 若狭奈美子(岡山・岡山) 6.33
17 後藤 美翼(東京・東京) 6.20
18 富樫 麗加(東京・東京) 6.00
―――――準優ボーダー――――――
19 植木 美帆(東京・東京) 5.80
20 黒明 花夢(岡山・岡山) 5.40
21 滝沢 織寧(埼玉・埼玉) 5.00
22 島倉 都(新潟・群馬) 5.00
※()内は出身・支部の順
注目したいのは準優ボーダーの下だ。フレッシュな顔ぶれが並んでいる。
予選19位は131期の植木美帆(東京出身・東京支部21歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで1・6・1・4・5着。初日に4コースまくり、2日目に5コースまくり差しを決めてデビュー通算5、6勝目をマークする活躍。節間2勝は自身初だ。デビュー初準優出へチャンスを迎え、4日目は3R1号艇と7R3号艇で登場。2走13点で得点率6.00となる計算だ。
予選20位は黒明花夢。今節ここまで2・4・3・3・5着だ。黒明が今節手にしたモーター1号機は2連対率9位で、これまで29節使用されて7優出3Vの高実績。前節の一般戦では坂口周が節間オール3連対で優出2着に入っていた。今節も上々のパワーを見せ、白星こそないものの準優を狙える位置に踏ん張っている。4日目は5R2号艇と10R3号艇で登場。もし準優出となれば黒明にとっては2023年9月の児島ヴィーナスシリーズ(予選15位)以来、約1年10カ月ぶりで2回目だ。

予選21位は132期の滝沢織寧(埼玉出身・埼玉支部25歳)【写真上】。2月の関東地区選手権で土屋智則がオール3連対Vを飾ったG1優勝モーター18号機とコンビを組み、3・5・3・3・4着と粘りの走りを見せてきた。4日目は3R2号艇と11R3号艇で登場。今年3月の若松ヴィーナスシリーズ(予選18位)以来となる2回目の準優出と、地元戸田での初準優出を狙う。特に3Rは1号艇・植木、2号艇・滝沢とボーダー付近の若手2人が内枠に並ぶだけに楽しみだ。
予選22位は島倉都。3・5・4・3着の得点率5.00となっており、4日目は2R4号艇と6R1号艇で2走16点目安の勝負駆けに臨む。島倉は準優出が過去4回あるが、2023年8月の桐生オールレディース(予選4位・優出3着)を最後に遠ざかっている状態。約1年11カ月ぶりの予選突破をめざす。