戸田ヴィーナス　初日選抜は2コース好調の守屋美穂が1号艇の浜田亜理沙に挑む

　ボートレース戸田の「ヴィーナスシリーズ第9戦 日刊スポーツ杯」（7月19日～24日開催）が19日に開幕する。A1勢からは守屋美穂（岡山出身・岡山支部）、浜田亜理沙（広島出身・埼玉支部）、渡邉優美（福岡出身・福岡支部）の3人が参戦。そのほかにも宇野弥生（埼玉出身・愛知支部）、清埜翔子（埼玉出身・埼玉支部）、前田紗希（埼玉出身・埼玉支部）らが登場し、夏の戸田で熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「ウインク選抜」。以下のメンバーで争われる。

＜戸田 初日 12R ウインク選抜＞
1枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）1コース1着72%
2枠 守屋　美穂（岡山・岡山）2コース1着41%
3枠 渡邉　優美（福岡・福岡）3コース1着21%
4枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）4コース1着25%
5枠 大豆生田蒼（栃木・埼玉）5コース1着11%
6枠 若狭奈美子（岡山・岡山）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　1号艇は地元の浜田亜理沙(37歳)【写真上】だ。今年1コースは25戦18勝で1着率72％と上々の成績。この「ウインク選抜」でも期待に応えて逃げ切るのか。

　ただ気になるのが戸田での1コース成績だ。浜田は戸田1コースで通算44戦20勝の1着率46％とやや苦戦気味。特に最近10走は4･2･1･2･2･2･1･5･2･1着で10戦3勝とSG・G1が多かったとはいえ、なかなか勝ち切れていない。今節は悲願の戸田初Vをめざすためにも1コースで白星を奪いたい。

　2号艇は守屋美穂(36歳)【冒頭の写真】。女子レースではドリーム戦1号艇が定位置の守屋だが、今節は地元の浜田に譲る格好で2号艇となった。ちなみに守屋は最近1年間でドリーム戦2号艇が1回（今年2月の若松ヴィーナスシリーズ）だけあるが、このときは2コース差しで1着を奪っている。

　守屋は今年2コースで22走して1着9本（1着率41％）、2着9本（2連対率82％）、3着3本（3連対率96％）という驚異的な強さ。4着以下が1本だけと驚くべき安定感を誇っている。今節も黒いカポックで魅せるのか注目だ。

　また守屋が今節手にしたモーター28号機は近況2節連続優出中の注目機。前々節は永井源が優出3着、前節は山口達也が優出5着に入っている。今節もどんな舟足に仕上がってくるのか目が離せない。