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唐津ヴィーナス 1コース12連勝中の堀之内紀代子が自身初2節連続Vへ

2025.07.11

 ボートレース唐津(モーニング)でのヴィーナスシリーズ第8戦(7月7日~12日開催)は11日、準優の5日目が終了。12日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<唐津 最終日 12R 優勝戦>
1枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)優出103回目13V
2枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)優出18回目1V
3枠 大豆生田蒼(栃木・埼玉)優出27回目2V
4枠 若狭奈美子(岡山・岡山)優出21回目3V
5枠 赤井  睦(岡山・徳島)優出8回目1V
6枠 中村 桃佳(香川・香川)優出46回目10V
※()内は出身・支部の順

 予選トップ通過だった寺田千恵が準優12R1号艇で5着に敗れ、予選2位通過だった柴田百恵も準優11R1号艇で3着に終わる波乱。予選3位通過だった堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部45歳)【冒頭の写真】が準優1号艇3人のなかで唯一白星を挙げ、優勝戦ポールポジションを手にした。

 堀之内は今年1コースで28戦19勝の1着率68%で、現在1コース12連勝中という強さ。前節の若松オールレディース(優勝)に続いてまたも優勝戦1号艇となった堀之内が、自身初の2節連続Vを飾るか。

 2号艇は地元の小芦るり華。準優で圧巻の3コースまくりを決めて勝ち上がってきた。唐津ではこれが5回目の優出。悲願の地元初Vを狙う。今年2コースは19戦5勝で1着率26%と上々の成績を残しているだけにチャンス十分だろう。

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 3号艇は大豆生田蒼(栃木出身・埼玉支部30歳)【写真上】。準優で3コース差しを決めた大豆生田が、優勝戦でも赤いカポックで魅せるのか。ちなみにびわこで開催中のG2全国ボートレース甲子園では同郷の秋元哲(栃木出身・埼玉支部)が予選トップ通過しており、栃木旋風が巻き起こるのか注目だ。

 4・5号艇には唐津ヴィーナスシリーズの歴代優勝者が並んだ。若狭奈美子は前回(2025年3月)、赤井睦は前々回(2024年2月)の覇者だ。若狭は今年4コースで23走して1着4本(1着率17%)、2着11本(2連対率65%)をマークしており舟券のカギを握る存在になってきそう。赤井は今節3日目に5号艇でチルト+1.0を選択するなど近況は外枠時にチルトを跳ねるケースが多いだけに、優勝戦5号艇でどんな作戦を立ててくるのか目が離せない。

 6号艇は中村桃佳。今節は初日に不良航法の減点10を喫する苦しい展開だったが、3・3・3・3・3・1・1・1・2着と今節ただ1人のオール3連対で勝ち上がってきた。6コースから優勝した経験が2回(2020年宮島ヴィーナスシリーズと2022年鳴門レディースチャレンジカップ)もある中村だけに大外枠でも侮れないだろう。

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