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下関レディースvsルーキーズバトル 紅組6点リードで最終日 優勝戦は田口節子に注目

2025.07.06

 ボートレース下関(ナイター)での「第15回レディースVSルーキーズバトル」(7月1日~6日開催)は5日、準優の5日目が終了した。5日目各レースの1着レーサーと団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R★藤本紗弥香 5コース抜き
2R★海野ゆかり 3コースまくり差し
3R☆村松 遥輝 1コース逃げ
4R☆細川 裕子 2コース恵まれ
5R☆石渡翔一郎 4コースまくり差し
6R☆藤原 仙二 3コースまくり
7R★清水 未唯 5コースまくり差し
8R★米丸 乃絵 1コース逃げ
9R 島川 海輝 3コースまくり差し
10R 常住  蓮 1コース逃げ
11R 香川 素子 3コース抜き
12R 森  陽多 5コースまくり差し
(※団体戦は1~8R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)

 5日目はレディースが4点、ルーキーズが4点と分け合った。5日間合計ではレディース(紅組)が23点(初日から順に5点、4点、5点、5点、4点)、ルーキーズ(白組)が17点(初日から順に3点、4点、3点、3点、4点)で、レディースが6点のリードを守っている。

 なお最終日は5~12Rが団体戦対象レースで、団体戦ポイントは5~9Rの一般戦が1点、10~11Rの特別選抜戦が6点、12Rの優勝戦が12点となっている。

 個人戦は優勝戦メンバーが決定。以下の6人で6日に争われる。

<下関 最終日 12R 優勝戦>
1枠 常住  蓮(佐賀・佐賀)優出29回目6V
2枠 香川 素子(大阪・滋賀)優出148回目28V
3枠 田口 節子(岡山・岡山)優出250回目74V
4枠 廣瀬  凜(京都・滋賀)優出2回目0V
5枠 細川 裕子(愛知・愛知)優出144回目17V
6枠 田中 宏典(福岡・佐賀)優出1回目0V
※()内は出身・支部の順

 予選1位(女子1位)だった田口節子がレディース準優の1号艇で2着に敗れる波乱。予選2位(男子1位)だった常住蓮がルーキーズ準優の1号艇できっちり勝ち切って、ポールポジションを手にした。常住は今年2月の徳山大会に続くレディースVSルーキーズバトル個人戦2連覇に王手だ。

 常住は今年1コースで44走して1着34本(1着率77%)、2着8本(2連対率96%)、3着2本(3連対率100%)という抜群の安定感。優勝戦でも危なげなく逃げ切って栄冠をつかむのか。

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 レディースからは香川素子(大阪出身・滋賀支部48歳)【写真上】と田口節子、細川裕子が優勝戦に勝ち上がった。団体戦5連敗中のレディースチーム。3人合計で542優出119Vという経験豊富なメンバーに、6大会ぶりのタイトル奪還への命運が託されることになった。

 なかでも注目したいのは3号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【冒頭の写真】だ。田口は今期(5月~)に入って3コースで7走して2・1・1・5・1・3・3着。7戦3勝の1着率43%と好調だ。5月の鳴門一般戦で3日目に3コースまくり差し、6月の三国一般戦で2日目に3コースまくり差し、前節の唐津一般戦で4日目に3コースまくり差しと、近況3節連続で3コースまくり差しを決めている。今節も赤いカポックで魅せるか。

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