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下関レディースVSルーキーズバトル 1コース5連勝中の21歳・寺田空詩 10Rで準優へ勝負

2025.07.04

 ボートレース下関(ナイター)での「第15回レディースVSルーキーズバトル」(7月1日~6日開催)は3日、予選の3日目が終了した。この3日目各レースの1着レーサーと団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R 藤原 仙二 5コース抜き
2R 米丸 乃絵 5コースまくり差し
3R 岩田  凌 1コース逃げ
4R 戸敷 晃美 3コース差し
5R★田口 節子 1コース抜き
6R★常住  蓮 5コースまくり
7R☆佐藤 右京 1コース逃げ
8R★片岡 恵里 1コース逃げ
9R☆藤原 仙二 1コース逃げ
10R★中川 りな 1コース抜き
11R☆原田 雄次 1コース逃げ
12R★戸敷 晃美 1コース逃げ
(※団体戦は5~12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)

 3日目はレディースが5点、ルーキーズが3点を獲得。3日間合計ではレディースが14点(初日から順に5点、4点、5点)、ルーキーズが10点(初日から順に3点、4点、3点)で、レディースがリードを4点に広げた。

 さてシリーズ後半に入る下関決戦だが、4日目は個人戦の予選最終日としても注目の一日だ。なお5日目の準優に進出できるのはレディース・ルーキーズそれぞれの予選上位6人ずつ(計12人)で、準優は2個レース制となっている。

 3日目終了時点での予選上位12人は以下のとおり。

1 田口 節子(岡山・岡山)★ 8.80
2 常住  蓮(佐賀・佐賀)☆ 8.25
3 香川 素子(大阪・滋賀)★ 8.00
4 細川 裕子(愛知・愛知)★ 7.75
5 戸敷 晃美(宮崎・福岡)★ 7.40
6 濱野 斗馬(香川・香川)☆ 7.40
7 柳瀬 幹太(山口・山口)☆ 7.20
8 樅山 拓馬(愛知・愛知)☆ 7.20
9 大澤 誠也(愛知・愛知)☆ 7.00
10 片岡 恵里(岡山・山口)★ 6.80
11 寺田 空詩(山口・山口)★ 6.80
12 田中 宏典(福岡・佐賀)☆ 6.80
※★はレディース、☆はルーキーズ
※()内は出身・支部の順

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 レディースは田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【写真上】が1・1・3・1・3着のオール3連対で女子予選首位に浮上した。田口はレディースVSルーキーズバトルに過去2回出場しているが、2021年5月の宮島大会の予選は女子1位・全体3位、2022年5月の児島大会の予選は女子1位・全体2位だった。今回こそ全体トップ通過を果たして個人戦優勝へ一歩前進したい。4日目は4R4号艇と10R2号艇で登場だ。

 ルーキーズは常住蓮が6・2・1・1着で男子予選首位に浮上。前回の徳山大会(2025年2月)に続く全体予選トップ通過が射程圏に入ってきた。史上初のレディースVSルーキーズバトル個人戦2連覇をめざしてリズムを上げてきた常住が、やはりV争いのカギを握る存在になってきそうだ。4日目は1R2号艇と11R1号艇の内枠2走で登場する。

 地元の山口支部勢では柳瀬幹太、片岡恵里、寺田空詩(山口出身・山口支部21歳)【冒頭の写真】が準優圏内に入っている。

 なかでも注目したいのは寺田だ。1・2・3・3・4着で女子予選6位(全体11位)につけ、4日目は10R1号艇の1回走りで勝負駆けに臨む。寺田は今年1コースで10戦7勝の1着率70%という好成績。昨年が1コース1着率38%(16戦6勝)だったことを考えると近況の成長ぶりは目を見張る。現在1コース5連勝中の寺田が、4日目10Rでも勝ち切って準優進出を果たすのか注目だ。

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