住之江ヴィーナス　2日目ドリームは川井萌が1号艇　好モーター60号機とコンビ

　ボートレース住之江（ナイター）での「ヴィーナスシリーズ第7戦 2025モーターボートレディスカップ」（6月25日～30日開催）が開幕した。初日メインカードの12R「レディスドリーム」は、2号艇の櫻本あゆみ（栃木出身・群馬支部）が2コースから差し切って快勝。2着に1号艇の関野文（大阪出身・大阪支部）、3着に5号艇の津田裕絵（山口出身・山口支部）が入り、3連単2-1-5で2340円の10番人気となっている。

　2日目のメインカードは12Rの「ダイヤモンドドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜住之江 2日目 12R ダイヤモンドDR＞
1枠 川井　　萌（静岡・静岡）1コース1着77%
2枠 落合　直子（大阪・大阪）2コース1着24%
3枠 大豆生田蒼（栃木・埼玉）3コース1着21%
4枠 上田　紗奈（大阪・大阪）4コース1着17%
5枠 若狭奈美子（岡山・岡山）5コース1着0%
6枠 高憧　四季（大阪・大阪）6コース1着8%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　1号艇には川井萌（静岡出身・静岡支部23歳）【冒頭の写真】が座る。川井は今年1コースで26戦20勝の1着率77％。女子トップクラスの数字を残している。このドリーム戦でも圧倒的な人気を背負うことになるだろう。

　また川井が今節手にしたモーター60号機は2連対率今節1位の注目機。これまで5節使用されて優出こそゼロだが、2連対率58.7％という好成績を残している。この60号機の戦績を分析すると、1コースで9走して1･1･1･1･2･1･1･1･1着と準パーフェクトの強さ。行き足や出足などが充実している証拠だろう。川井と60号機の鉄壁コンビが他を圧倒するドリーム戦になるのか。

　ただ2～6号艇には強力なライバルが並ぶ。2号艇の落合直子は前々節の多摩川オールレディースで優出4着、前節の浜名湖オールレディースでも優出3着に入っており近況2節連続優出中と好調。3号艇の大豆生田蒼は前節の下関一般戦で白井英治らとV争いを演じて優出5着に入る活躍を見せていた。

　5号艇の若狭奈美子（岡山出身・岡山支部37歳）【写真上・中央】は前々節の若松一般戦で優出5着に入り、前節の浜名湖オールレディースでは優勝を飾って近況2節連続優出中と絶好調モードだ。

　そして4号艇と6号艇には上田紗奈と高憧四季の地元若手勢が入る。上田は初日2･1着、高憧は初日1･1着と申し分ない滑り出しを見せているだけに目が離せない。