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若松オールレディース 優勝戦1号艇は2年ぶりVへ堀之内紀代子! 嶋田有里は初V挑戦

2025.06.24

 ボートレース若松(ナイター)の「オールレディースひめちゃん杯」(6月19日~24日開催)は23日に準優の5日目が終了。24日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<若松 最終日 12R 優勝戦>
1枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)1コース1着64%
2枠 嶋田 有里(熊本・長崎)2コース1着23%
3枠 金田 幸子(岡山・岡山)3コース1着20%
4枠 前田 紗希(埼玉・埼玉)4コース1着18%
5枠 小野 生奈(福岡・福岡)5コース1着18%
6枠 寺田 千恵(福岡・岡山)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順

 予選トップ通過だった川野芽唯が準優11Rの1号艇で3着に終わって敗退する波乱。予選2位だった堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部45歳)【冒頭の写真】が準優10Rを逃げ切り、ポールポジションを手にした。

 堀之内は今節ここまで1・1・2・2・1・2・1・2・1着と9走オール2連対の活躍。3回あった1号艇でいずれもきっちり逃げ切っており、優勝戦に向けて不安はないだろう。2023年6月のここ若松オールレディース以来となる約2年ぶりの優勝を狙う。

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 2号艇は130期の嶋田有里(熊本出身・長崎支部23歳)【写真上】だ。予選9位に入ってデビュー初準優出を果たした嶋田が、準優9Rで圧巻の3コースまくり差しを決めてデビュー初優出を飾った。SGボートレースクラシック優勝モーター30号機をハイパワーに仕上げており、初Vの可能性をも大いに感じさせる。6月2日に23歳を迎えたばかりのニューヒロインが、勢いそのままに頂点へ駆け上がるか。

 侮れないのは地元福岡支部から唯一優勝戦に勝ち上がってきた5号艇の小野生奈だろう。今年5コースは17戦3勝で1着率18%だが、3勝はすべて5月以降にマーク。前々節の芦屋オールレディースで2日目に5コースまくり差し、前節の福岡一般戦で4日目に5コースまくり差し、今節の初日3Rで5コースまくり差しと、近況3節連続で5コースまくり差しを決めている。アウトから鋭く艇団を割ってくる走りは一級品。優勝戦外枠でも果敢に優勝を狙ってきそうだ。

 なお外枠の2人は今年の女子賞金ランキングがクイーンズクライマックス出場ボーダー付近。小野生奈は12位、寺田千恵は11位だ。賞金女王戦線を考えても大事な1走になってくる。

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