若松オールレディース準優9R　デビュー初優出めざす嶋田有里と井上未都！

　ボートレース若松（ナイター）の「オールレディース ひめちゃん杯」（6月19日～24日開催）は22日、4日目が終わって予選ラウンドが終了した。地元の川野芽唯（福岡出身・福岡支部）が1･1･2･2･1･1･2着のオール2連対で予選トップ通過。予選2位には堀之内紀代子（岡山出身・岡山支部）、予選3位には細川裕子（愛知出身・愛知支部）が入っている。

　23日に行われる準優勝戦のメンバーは以下のとおり。

＜若松 5日目 9R 準優勝戦＞
1枠 細川　裕子（愛知・愛知）1コース1着59%
2枠 前田　紗希（埼玉・埼玉）2コース1着18%
3枠 嶋田　有里（熊本・長崎）3コース1着0%
4枠 藤原　菜希（大阪・東京）4コース1着0%
5枠 永井　聖美（愛知・東京）5コース1着0%
6枠 井上　未都（福岡・福岡）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　9Rにはデビュー初優出をめざすレーサーが2人いる。130期の嶋田有里（熊本出身・長崎支部23歳）【冒頭の写真】と131期の井上未都（福岡出身・福岡支部23歳）【写真下】だ。

　嶋田有里は4･2･1･1･5･2着で予選9位に入ってデビュー初準優出。今節手にしたモーター30号機は3月のボートレースクラシックで佐藤隆太郎がSG初Vを飾った注目機で、今節もそのパワーを見せつけるような好走を連発してきた。初の準優で優出切符をつかむチャンスは十分だろう。

　井上未都は3･3･5･1･2･3着で予選16位通過。通算6回目の準優出を果たした。準優は大外枠になるが、6コースは近況3走連続で3着と好走を連発中。前々節の芦屋オールレディースでは6コースから3着に入って3連単1万円台、前節の津ヴィーナスシリーズでは6コースから3着で3連単3万円台と高配当の立役者になり、今節も初日5Rで6コースから3着に入っている。緑のカポックで初優出をつかんでも不思議ではないだろう。

＜若松 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 堀之内紀代子（岡山･岡山）1コース1着63%
2枠 小野　生奈（福岡・福岡）2コース1着30%
3枠 深川麻奈美（熊本・福岡）3コース1着22%
4枠 出口舞有子（愛知・愛知）4コース1着0%
5枠 稲生　夏季（東京・東京）5コース1着6%
6枠 鈴木祐美子（三重・三重）6コース1着14%

　10Rでカギを握るのは2号艇の小野生奈か。今年2コースは20戦6勝で1着率30％の好成績。差しで4勝、まくりで2勝をマークしている。近況2コースは2･1･2･1･3･2･3着で7走連続3連対中と安定しており、的確な差しハンドルで先頭争いに加わってきそうだ。

＜若松 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 川野　芽唯（福岡・福岡）1コース1着74%
2枠 中谷　朋子（兵庫・兵庫）2コース1着6%
3枠 寺田　千恵（福岡・岡山）3コース1着30%
4枠 平田さやか（東京・東京）4コース1着13%
5枠 金田　幸子（岡山・岡山）5コース1着14%
6枠 小池　礼乃（福岡・福岡）6コース1着0%

　11Rは3号艇の寺田千恵に注目したい。寺田にとって若松は古巣の水面で、当地通算22優出7Vという圧倒的な実績。若松オールレディースも2015年と2017年に優勝歴を持つ。寺田は今年3コースで20戦6勝の1着率30％と好調で、近況3コースは3･3･2･2･3･2･1･3着（※選手責任外失格は除く）で8走連続3連対中と安定ぶりが光っている。準優3号艇でどんな攻めを見せるのか目が離せない。