若松オールレディース　4Rで4コース得意な深川麻奈美と好調・小野生奈が対決

　ボートレース若松（ナイター）の「オールレディース ひめちゃん杯」（6月19日～24日開催）は20日、予選2日目が終了した。2日目メインカードの12R「2ndドリーム」は、1号艇の小野生奈（福岡出身・福岡支部）が1コースから逃げ切り快勝。2着に4号艇の堀之内紀代子（岡山出身・岡山支部）、3着に2号艇の細川裕子（愛知出身・愛知支部）が入り、3連単1-4-2で980円の3番人気となっている。

　さてシリーズ中盤に入る若松だが、3日目の注目カードには4Rを挙げたい。

＜若松 3日目 4R 予選＞
1枠 佐藤ほのか（東京・東京）予選33位
2枠 小池　礼乃（福岡・福岡）予選20位
3枠 小野　生奈（福岡・福岡）予選3位
4枠 深川麻奈美（熊本・福岡）予選6位
5枠 出口舞有子（愛知・愛知）予選8位
6枠 赤澤　文香（岡山・岡山）予選17位
※()内は出身・支部の順

　必見なのは4号艇の深川麻奈美（熊本出身・福岡支部38歳）【冒頭の写真】だ。深川は4月以降の4コース成績が1･1･5･1･1･1･2着。7戦5勝の1着率71％というすさまじいピンラッシュだ。4月の芦屋一般戦では4コースまくり差しで3連単1万7250円、5月のびわこオールレディースでは4コースまくり差しで3連単1万2610円、5月の常滑G2レディースオールスターでは4コースまくりで3連単1万6860円と高配当を連発している。いま青いカポックの深川は目が離せない。

　人気の軸となるのは3号艇の小野生奈（36歳）【写真すぐ上】か。今節ここまで1･3･1着で予選3位。初日に5コースまくり差し、2日目に1コース逃げを決めるなど上々の仕上がりを見せている。小野は今年3コースで16走して1着3本（1着率19％）、2着6本（2連対率56％）、3着4本（3連対率81％）をマークしており、4着以下は3本しかない。今節も赤いカポックでどんな走りを見せるのか楽しみだ。

　迎え撃つ1号艇は佐藤ほのか。近況2節連続で準優出中とリズム上々だ。佐藤は今年1コースで12戦7勝の1着率58％。昨年が22戦2勝の1着率9％だったのと比べると近況の成長ぶりは著しい。この3日目4Rでは強敵を相手に逃げ切るのか注目だ。

　そのほかにも2号艇の小池礼乃は今年2コース1着率31％と好成績、5号艇の出口舞有子は今節ここまで3･1･1着で予選8位と好調、6号艇の赤澤文香はモーターが2連対率3位の11号機と、どのレーサーが連に絡んできてもおかしくないメンバーで好カード。