
レースリポート

若松オールレディース2日目ドリーム戦 今年1コース1着率88%の小野生奈が主役
2025.06.20
ボートレース若松(ナイター)の「オールレディース ひめちゃん杯」(6月19日~24日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「1stドリーム」は、1号艇の川野芽唯(福岡出身・福岡支部)が1コースから逃げ切り快勝。2着に3号艇の前田紗希(埼玉出身・埼玉支部)、3着に2号艇の寺田千恵(福岡出身・岡山支部)が入り、3連単1-3-2で810円の2番人気となっている。
2日目のメインカードは12Rの「2ndドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<若松 2日目 12R 2ndドリーム>
1枠 小野 生奈(福岡・福岡)1コース1着88%
2枠 細川 裕子(愛知・愛知)2コース1着24%
3枠 中谷 朋子(兵庫・兵庫)3コース1着22%
4枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)4コース1着13%
5枠 喜井 つかさ(岡山・岡山)5コース1着0%
6枠 藤原 菜希(大阪・東京)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
1号艇は地元の小野生奈(福岡出身・福岡支部36歳)【冒頭の写真】だ。今年1コースは24戦21勝の1着率88%。女子トップクラスの数字を残している。また小野は初日3Rの1回走りで圧巻の5コースまくり差しを披露。仕上がりの良さを見せていた。この2日目ドリーム戦は圧倒的な人気を背負っての戦いになるだろう。
ただライバルたちもなかなか強力だ。2号艇の細川裕子は初日2・3着とまずまずの発進。今節手にしたモーター41号機は、3月のSGボートレースクラシックで宮地元輝が優出4着の活躍を見せ、前々節の一般戦では河村了が乗って優勝を飾っている注目機だ。
3号艇の中谷朋子はセンター巧者として知られ、今年3コースは23戦5勝で1着率22%。前節の多摩川オールレディースでは4日目に3コース差し、5日目に3コースまくりと赤いカポックで魅せていただけに侮れない。

4号艇の堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部45歳)【写真上・中央】は初日2連勝をマーク。6Rで2コースまくり、11Rで1コース逃げを決めて好スタートを切っている。
5号艇の喜井つかさは今年5コースで14走して1着ゼロだが、2着を6本(2着率43%)も取っており軽視できない存在か。6号艇の藤原菜希は前期にF2で苦しい時期を過ごしたが、今期(5月~)に入って前節の江戸川男女ダブル戦で節間オール3連対の優出3着に入るなどリズム回復中なだけに目が離せない。