
レースリポート

浜名湖 今井美亜が久々の”2コース差し”で準優快勝! 優勝戦は2号艇でV取りへ
2025.06.17
ボートレース浜名湖(サマータイム)の「オールレディース 静岡クラウンメロン杯」(6月13日~18日開催)は17日、準優の5日目が終了。18日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<浜名湖 最終日 12R 優勝戦>
1枠 若狭奈美子(岡山・岡山)1コース1着48%
2枠 今井 美亜(富山・福井)2コース1着11%
3枠 落合 直子(大阪・大阪)3コース1着19%
4枠 廣中智紗衣(愛知・東京)4コース1着13%
5枠 山下 友貴(静岡・静岡)5コース1着0%
6枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
予選1位の廣中智紗衣が準優12R1号艇で2着、予選2位の宇野弥生が準優11R1号艇で6着に終わる波乱。予選3位の若狭奈美子が準優10R1号艇で、好枠勢の中では唯一白星を奪い、優勝戦ポールポジションを獲得した。このチャンスを生かし、若狭が3月の唐津ヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝を飾るか。
2号艇は今井美亜(富山出身・福井支部34歳)【冒頭の写真】。準優2号艇で2コース差しを決めて優出切符を手にした。今井にとって"2コース差し"での1着は、2023年12月の多摩川戦以来で約1年6カ月ぶりだった。2コースから勝ち切れない時期が長く続いていたが、その流れはもはや払拭された。優勝戦も2号艇となっただけに、再び差しハンドルを決めるのか注目したい。2019年の徳山PG1クイーンズクライマックス以来となる約5年6カ月ぶりの優勝へ機運は高まっている。

3号艇は落合直子(大阪出身・大阪支部40歳)【写真上】。準優3号艇では圧巻の3コースまくりを披露した。今節の落合は3日目まで2・3・3・6・3着だったが、4日目から1・1・1・1着と怒涛(どとう)の4連勝。日に日に舟足は良化しており、優勝戦3号艇で準優の再現を演じても不思議はないだろう。
なお1号艇若狭、3号艇落合という対戦は今節の初日10Rで行われており、このときは落合が3コースからまくりを狙うも、若狭が1コースから受け止めて逃げ切り、1着若狭、2着落合という結果だった。あれから5日、落合は初日とは見違えるようなパワーに仕上げてきただけに、今度は仕留める可能性も十分か。
舟券のカギは5号艇、地元の山下友貴だろう。今年5コースは15走して1着0本だが、2着が3本、3着が6本あって3連対率は60%と高い。今節ここまで3・3・2・1・3・2・1・3・2着とオール3連対をマークしている山下が、優勝戦でも連絡みしてくるのか。