
レースリポート

多摩川イースタンヤング 納得の舟足で優出めざす高憧四季
2025.06.16
ボートレース多摩川で開催されているヤングレーサーの東日本シリーズ「G3第12回イースタンヤング」は、きょう16日が3日目で予選の折り返し地点。2日目終了時点の得点率上位は次のとおりとなっている。(カッコ内は3日目の出走レース)
澤田 尚也 8.67(9R4号艇)
宮之原輝紀 8.33(8R5号艇)
若林 義人 8.00(3R5号艇・11R3号艇)
高憧 四季 8.00(3R2号艇・9R5号艇)
前田 篤哉 8.00(6R6号艇・12R4号艇)
吉田 裕平 8.00(7R4号艇)

この上位陣の3日目はある程度レースが分散されているが、2走ともに強力メンバーとあたるのが高憧四季(大阪出身・大阪支部25歳)【写真2枚】。
きょうの前半3Rは「バランスが取れていて全体的に余裕を感じる」と話す若林義人と、後半9Rは得点率トップで「重さを感じるものの比較するといい部類」と語る澤田尚也と一緒に走る。当然、対戦相手はさらに4人。守勢に回れば先んじられるだけに主導権を握る走りに徹したいはずだ。
となると3日目は、前半3Rがポイントとなりそう。想定される2コースは受け身になりやすいからだが、評価を下げる必要はないだろう。
というのも、今年に入り15回進入している2コースから8勝しているのが高憧四季。1着率はなんと53.3%である。
「出足・行き足・回り足のすべてがいいです。現状維持で十分」と評価する舟足を生かすとともに、差しもまくりもある自在戦が敢行できれば連絡みは十分。準優・優出・優勝への期待は高まるばかりだ。