浜名湖オールレディース2日目は9Rに注目　3コース好調の今井美亜が登場

　ボートレース浜名湖（サマータイム）の「オールレディース 静岡クラウンメロン杯」（6月13日～18日開催）が13日に開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は、5号艇の廣中智紗衣（愛知出身・東京支部）が勝利。5コースから鋭いまくり差して頭争いに加わり、2マークで接戦を外から握って制した。2着に3号艇の宇野弥生（埼玉出身・愛知支部）、3着に1号艇の大瀧明日香（静岡出身・愛知支部）が入り、3連単5-3-1で3万570円の67番人気となっている。

　さてシリーズ2日目を迎える浜名湖だが、注目カードには9Rを挙げたい。

＜浜名湖 2日目 9R 予選＞
1枠 米丸　乃絵（熊本・福岡）1コース1着67%
2枠 山下　奈緒（香川・大阪）2コース1着7%
3枠 今井　美亜（富山・福井）3コース1着50%
4枠 土屋実沙希（静岡・静岡）4コース1着18%
5枠 松瀬　弘美（静岡・静岡）5コース1着0%
6枠 安達　美帆（埼玉・埼玉）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　レースのカギを握るのは3号艇の今井美亜（富山出身・福井支部34歳）【冒頭の写真】だろう。今井は今年3コースで14戦7勝の1着率50％というすさまじい成績。まくりで3勝、抜きで2勝、まくり差しで1勝、差しで1勝と多彩な技で白星を重ねている。前節の常滑G2レディースオールスターで鮮やかな3コース差しを決めたのも記憶に新しいところ。今節も赤いカポックで魅せるのか。

　そんな今井にとって気になる存在が4号艇の土屋実沙希だろう。初日2Rでは6号艇で好ピット離れを見せて3コースに入っていた。まずは進入の争いから目が離せない。

　土屋はその初日2Rで3コースからまくり差しを狙うも振り込んで6着に終わっている。今節は地元のエース格の1人として期待されるなか、初日6着発進と苦しい展開になっただけに、2日目は巻き返しを図りたいところだ。

　迎え撃つ1号艇は米丸乃絵（熊本出身・福岡支部23歳）【写真上・中央】だ。米丸は今年1コースで9戦6勝の1着率67％。昨年は18戦9勝で1着率50％だったが、近況着実に力をつけてきている。米丸は前節の宮島一般戦で待望の今年初優出を飾るなどリズム上昇ムード。今節も初日2･2着と上々の滑り出しを見せている。自身初の2節連続優出に向け、この2日目9Rは1号艇を生かし、今井や土屋をきっちり抑えたい一戦だ。