
レースリポート

津ヴィーナスシリーズ 1コース7連勝中の深川麻奈美が優勝戦V王手
2025.06.11
ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第6戦 BOATBoyカップ」(6月7日~12日開催)は11日、準優の5日目が終了。12日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<津 最終日 12R 優勝戦>
1枠 深川麻奈美(熊本・福岡)優出44回目4V
2枠 塩崎 桐加(三重・三重)優出42回目3V
3枠 平山 智加(香川・香川)優出166回目42V
4枠 井上 遥妃(徳島・徳島)優出3回目0V
5枠 前原 哉(岡山・岡山)優出6回目1V
6枠 山川 波乙(三重・三重)優出1回目0V
※()内は出身・支部の順
予選トップ通過の深川麻奈美(熊本出身・福岡支部38歳)【冒頭の写真】が準優で1コース逃げを決め、優勝戦のポールポジションを手にした。深川は1コース最近10走が1・1・2・1・1・1・1・1・1・1着。10戦9勝で現在7連勝中と好リズムだ。今節ここまで1号艇が3回あったが、いずれも1コースから逃げ切っている。優勝戦でも鉄壁の逃走を見せるのか。昨年6月の福岡オールレディース以来となる約1年ぶり5回目の優勝をめざす。

2号艇は地元の塩崎桐加だ(三重出身・三重支部33歳)【写真上】。2連対率2位の好モーター75号機とコンビを組み、3・6・1・2・1・1・1・5・1着と節間5勝の活躍で勝ち上がってきた。津では5月の一般戦に続く当地2節連続7回目の優出だ。まだ津では優勝歴がないだけに今度こそ栄冠をつかみたいところ。2018年12月の平和島クイーンズクライマックスシリーズ戦以来となる約6年6カ月ぶり4回目の優勝と、悲願の地元初Vを狙う。
侮れないのは3号艇の平山智加だろう。平山は優勝戦3号艇の最近5走が4・3・1・1・4着。2023年宮島オールレディースで3コース差し、2024年芦屋一般戦で3コース抜きを決めて優勝している。赤いカポックで勝負強さを見せている近況だ。津では2020年ヴィーナスシリーズと2024年オールレディースに続く3回目の優勝をめざす。
そのほかにも女子レースに絞れば3節連続優出の井上遥妃や、2連対率4位の好モーター63号機を駆る前原哉、デビュー初優出を果たした地元の山川波乙と楽しみなメンバーがそろった。
ちなみに津女子レースは最近10大会で優勝戦1号艇が5勝5敗。波乱の決着も少なくない。果たして今節は誰が優勝を手にするのか。
【津女子レース最近10大会 優勝戦結果】
2022年3月 AL 佐々木裕美 3コース恵まれ
2022年7月 VS 浜田亜理沙 1コース逃げ
2022年8月 AL 中里 優子 1コース逃げ
2023年8月 LC 遠藤 エミ 2コースまくり
2024年1月 AL 平山 智加 1コース逃げ
2024年3月 W 廣中智紗衣 1コース逃げ
2024年3月 VS 浜田亜理沙 2コースまくり
2024年7月 AL 宇野 弥生 2コース差し
2024年10月 VS 山下 友貴 4コースまくり
2025年4月 AL 細川 裕子 1コース逃げ
(※ALはオールレディース、VSはヴィーナスシリーズ、LCはレディースチャンピオン、Wは男女ダブル戦)