津ヴィーナス　準優10Rは平山智加と細川裕子が内枠対決　対戦成績では細川

　ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第6戦 BOATBoyカップ」（6月7日～12日開催）は10日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。11日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜津 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 平山　智加（香川・香川）通算165優出42V
2枠 細川　裕子（愛知・愛知）通算143優出17V
3枠 前原　　哉（岡山・岡山）通算5優出1V
4枠 大橋栄里佳（福岡・福岡）通算13優出0V
5枠 山川美由紀（香川・香川）通算384優出82V
6枠 渡邉真奈美（千葉・東京）通算7優出0V
※()内は出身・支部の順

　10Rは1号艇・平山智加（香川出身・香川支部39歳）【冒頭の写真】と2号艇・細川裕子（愛知出身・愛知支部43歳）【写真下】の対戦に注目したい。2人の直接対決の成績を見ると意外な結果が出ており、最近10戦でどちらが先着したかを見ると、細川が9勝1敗で実に現在9連勝中。最近20戦に範囲を広げても細川が14勝6敗と圧倒している。

　この20戦のなかには1号艇・平山、2号艇・細川という組み合わせが1回だけあり（※2023年下関男女ダブル戦のドリーム戦）、このときは細川が2コース差しを決めて1着、平山は3着に終わっている。今節も細川が相性の良さを見せる展開となるのか。

＜津 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 塩崎　桐加（三重・三重）通算41優出3V
2枠 北村　寧々（長崎・長崎）通算0優出0V
3枠 井上　遥妃（徳島・徳島）通算2優出0V
4枠 高田ひかる（三重・三重）通算48優出8V
5枠 濱崎寿里矢（埼玉・埼玉）通算0優出0V
6枠 大石　真央（静岡・静岡）通算3優出0V

　11Rは2号艇の北村寧々に注目が集まる。1･4･1･1･3･3着で予選5位に入る活躍。前節の大村ヴィーナスシリーズ（予選4位）に続く快走で、自身初の2節連続準優出となった。

　北村はこれが通算6回目の準優出。過去5回は5･6･5･F･3着と悔しい思いを重ねてきた。前節の大村では準優2号艇で3着と優出まであと一歩に迫っただけに、再び準優2号艇となった今節こそデビュー初優出をつかみたいところ。今節2日目に2コース差しを決めて待望の今年2コース初1着を奪っており、優出へ機運は高まっている。

＜津 5日目 12R 準優勝戦＞
1枠 深川麻奈美（熊本・福岡）通算43優出4V
2枠 金田　幸子（岡山・岡山）通算106優出14V
3枠 魚谷　香織（山口・福岡）通算88優出10V
4枠 山川　波乙（三重・三重）通算0優出0V
5枠 佐々木裕美（山口・山口）通算93優出11V
6枠 中川　りな（福岡・福岡）通算22優出2V

　12Rの1号艇には深川麻奈美が座る。1･2･1･1･4･1･2着の活躍で予選トップ通過を果たした。深川の予選1位は昨年6月の福岡オールレディース（優勝）以来で約1年ぶりだ。

　深川は1コース最近10走が4･1･1･2･1･1･1･1･1･1着で現在6連勝中と好調。今節も2日目5Rと4日目1Rの1号艇でいずれも1コースからきっちり逃げ切っている。準優でも盤石の走りを見せて優勝戦1号艇を確保するか。