
レースリポート

津ヴィーナスは2コースが白星多数 3日目は井上未都や西岡育未らに注目
2025.06.08
ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第6戦 BOATBoyカップ」(6月7日~12日開催)は8日、予選2日目が終了した。2日目メインカードの12R「ツーコドリーム戦」は4号艇の深川麻奈美(熊本出身・福岡支部)が勝利。4コースから差して先頭争いに加わり、2マークで接戦を制した。2着には1号艇の平山智加(香川出身・香川支部)、3着には5号艇の金田幸子(岡山出身・岡山支部)が入り、3連単4-1-5で6040円の21番人気となっている。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた津だが、ここまで全24レースのコース別成績を見ると、1コース11勝、2コース8勝、3コース2勝、4コース1勝、5コース2勝、6コース0勝という内訳。2コースがすでに8勝(1着率33%)という大暴れだ。今年のヴィーナスシリーズの2コース1着率は15%だが、それをはるかに上回る数字となっている。
3日目以降も2コースのレーサーに注目しておきたい。3日目各レースに2号艇で登場するメンバーは以下のとおり。
1R 井上 未都 1着率23%
2R 本部めぐみ 1着率25%
3R 渡邉真奈美 1着率0%
4R 西岡 育未 1着率21%
5R 間庭 菜摘 1着率20%
6R 中尾 優香 1着率13%
7R 喜多須杏奈 1着率5%
8R 細川 裕子 1着率28%
9R 福山恵里奈 1着率0%
10R 宮崎 安奈 1着率15%
11R 平山 智加 1着率15%
12R 金田 幸子 1着率10%
※1着率は今年の2コース1着率(2025年1月~)
今年2コース1着率20%オーバーのレーサーが5人。井上未都、本部めぐみ、西岡育未、間庭菜摘、細川裕子だ。
なかでも注目したいのは井上未都(福岡出身・福岡支部23歳)【冒頭の写真】だ。2コースは昨年が1着率5%(20戦1勝)だったが、今年は1着率23%(26戦6勝)という急成長ぶり。しかも今年2コース6勝のうち3勝は1コースのA級レーサーを破っての白星だ。誰が相手でも勝ち切れる力をつけてきた。3日目1Rでは1号艇の高田ひかるとどんな勝負を演じるのか注目したい。

3日目4Rを走る西岡育未(徳島出身・徳島支部30歳)【写真上】も楽しみだ。今年2コースは14戦3勝で1着率21%。前節の芦屋オールレディースでは2コース差しを決めて1コースの魚谷香織を破り、3連単1万890円の高配当を出している。
なお上記12人のなかで今節すでに2コース戦があったのは金田幸子。2日目7Rで2コースまくりを決めている。金田は今節ここまで1・1・3着で予選3位と好調ムード。今節手にしたモーター73号機は2連対率7位の上位機で、好パワーを見せているだけに目が離せない。3日目12Rでは2日続けて黒いカポックで魅せるのか。