
レースリポート

津ヴィーナス開幕へ 4月当地オールレディース制した細川裕子がドリーム戦1号艇
2025.06.06
ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第6戦 BOATBoyカップ」(6月7日~12日開催)が7日に開幕する。A1勢からは山川美由紀(香川出身・香川支部)、細川裕子(愛知出身・愛知支部)、平山智加(香川出身・香川支部)、高田ひかる(三重出身・三重支部)、前田紗希(埼玉出身・埼玉支部)が参戦。好メンバーで熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rの「ツッピードリーム戦」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<津 初日 12R ツッピードリーム戦>
1枠 細川 裕子(愛知・愛知)1コース1着52%
2枠 山川美由紀(香川・香川)2コース1着8%
3枠 魚谷 香織(山口・福岡)3コース1着38%
4枠 香川 素子(大阪・滋賀)4コース1着0%
5枠 中川 りな(福岡・福岡)5コース1着7%
6枠 塩崎 桐加(三重・三重)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
1号艇は細川裕子(43歳)【冒頭の写真】だ。4月の津オールレディースで1・1・4・1・1・1・3・1・3・1・1着と節間8勝のピンラッシュを演じて優勝したばかり。今節は約2カ月ぶりの当地再登場で津2節連続Vがかかる。
気になるのは1号艇での成績で、細川は今年1コースで27戦14勝の1着率52%。今期(5月以降)に入ってからは8戦3勝で1着率38%と1コースから勝ち切れないケースが目立つ。
細川は4月の津オールレディースでは初日ドリーム戦で3コースまくり差しを決めて3連単7万円台の高配当を出し、これで勢いに乗って優勝まで突っ走った。今節も初日ドリーム戦で白星を奪ってリズムをつかみたいところだ。
対抗1番手は3号艇の魚谷香織か。今年3コースで1着率38%をマークしている。ただ魚谷は前々節の常滑G2レディースオールスターでフライングを切ってしまい、F後は16走して1着ゼロと近況のリズムはトーンダウン。今節は持ち前の鋭い攻めを発揮できるか注目したい。

舟券のカギには5号艇の中川りな(福岡出身・福岡支部31歳)【写真上】を挙げたい。中川は前節の芦屋オールレディースで5コースまくり差しを決めたばかり。アウトから展開を突く走りに長けており、今年5コースでの3連対率は57%と高い。軽視できない存在だろう。