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多摩川オールレディース 守屋美穂が苦戦し準優11R5号艇も意地の走り見せるか

2025.06.04

 ボートレース多摩川(サマータイム)の「オールレディース リップルカップ」(6月1日~6日開催)は、4日に予選ラウンドが終了。5日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

<多摩川 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 落合 直子(大阪・大阪)1コース1着75%
2枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)2コース1着22%
3枠 中田 夕貴(埼玉・埼玉)3コース1着7%
4枠 寺島 美里(福島・東京)4コース1着15%
5枠 大豆生田蒼(栃木・埼玉)5コース1着15%
6枠 後藤 美翼(東京・東京)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)

 10Rは3号艇の中田夕貴(埼玉出身・埼玉支部32歳)【写真下】に注目したい。今節ここまで1・5・2・2・3・2着。6走で5本の展示1番時計を出すなど舟足軽快だ。また初日9Rでは1分46秒8というケタ違いの今節最速タイムを記録(※今節2位は1分48秒6)。パワーは間違いなく今節トップクラスだろう。準優3号艇でどんな攻めを見せるのか目が離せない。

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<多摩川 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 松尾 夏海(愛媛・香川)1コース1着86%
2枠 倉持 莉々(茨城・東京)2コース1着13%
3枠 武井莉里佳(兵庫・兵庫)3コース1着18%
4枠 中谷 朋子(兵庫・兵庫)4コース1着12%
5枠 守屋 美穂(岡山・岡山)5コース1着28%
6枠 原田 佑実(愛知・大阪)6コース1着0%

 11Rでカギを握るのはやはり5号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】だろう。今節ここまで6・2・3・2・2・3・3着で白星ゼロとまさかの大苦戦。予選14位でなんとか準優に駒を進めてきた。

 守屋は今年5コースで18戦5勝の1着率28%というさすがの成績。まくり差しで2勝、まくりで1勝、差しで1勝、抜きで1勝と多彩な技で白星を重ねてきた。今節はリズムが上がらない状態が続いているとはいえ、侮れない存在であることは間違いないだろう。

 記憶に新しいのが5月の児島GWレースだ。予選は3・6・6・6・2・1・1着と苦戦していたが、準優では5号艇で2番手争いに加わり、惜しくも平尾崇典に競り負けて3着で優出は逃したものの意地の走りを見せていた。今節も準優5号艇で守屋の意地が見られるのか。

<多摩川 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)1コース1着77%
2枠 清埜 翔子(埼玉・埼玉)2コース1着40%
3枠 樋口由加里(岡山・岡山)3コース1着20%
4枠 谷口 佳蓮(愛媛・香川)4コース1着13%
5枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)5コース1着6%
6枠 大廣 咲季(香川・香川)6コース1着0%

 12Rは予選トップ通過の宇野弥生が1号艇に座る。1・5・1・1・2・1・2着でドリーム戦を除けばオール2連対で勝ち上がってきた。2月の下関ヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝に向け、まずは準優を勝ち切って優勝戦ポールポジションとなるか。

 侮れないのは2号艇の清埜翔子だ。今年2コースは20戦8勝の1着率40%という好成績。4日目12Rで2コース差しを決め、1コースの守屋美穂を破って3連単6万円台の高配当を出したばかりだ。準優でも黒いカポックで魅せるのか。

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