
レースリポート

小野生奈が芦屋オールレディースで地元V 女子賞金ランク16位に急上昇
2025.05.30
ボートレース芦屋(モーニング)でのオールレディース(5月25日~30日開催)が終了した。30日の優勝戦は1号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部36歳)【写真2枚】が1コースから逃げ切って快勝。2着に2号艇の川野芽唯(福岡出身・福岡支部)、3着に3号艇の堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部)が入り、3連単1-2-3で620円の2番人気となっている。
勝った小野は昨年11月の多摩川ヴィーナスシリーズ以来となる優勝で通算24V。芦屋では2017年のPG1レディースチャンピオンと2021年のG2レディースオールスターに続く3回目の優勝となった。

鮮やかな圧勝劇だった。今節の小野は開幕3連勝でV争いの主導権を握ると、1・1・1・2・1・1・2・3・1・1着と10戦7勝のオール3連対で頂点へ。付け入る隙を与えずVロードを突き進んだ。
小野はこの6日間で約256万円(優勝賞金125万円)を獲得。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点(5月24日時点)で24位だったが、一気に16位までジャンプアップ。レディースチャレンジカップ出場圏内に入ってきたのはもちろん、クイーンズクライマックス出場ボーダーまでも約79万円差にまで肉薄してきた。
小野は2022年2月~2023年3月まで約1年1カ月間の長期欠場があったため、ここ数年は賞金女王戦線から遠ざかっていた。しかし今年は4年ぶり9回目のクイーンズクライマックス出場が明確な目標となってきそうな勢い。まだ成しえていないティアラ戴冠の夢が、再び動き出そうとしている。
近況の小野は芦屋GWレース(優出4着)、若松一般戦(優出5着)、そして今節の芦屋オールレディース(優勝)と3節連続優出の好調ぶり。次節6月8日からの福岡一般戦でも目が離せない存在となってきそうだ。
【2025年女子賞金順位】(30日19時現在)
1位 平高 奈菜 31,618,065円
2位 浜田 亜理沙 22,498,000円
3位 遠藤 エミ 21,172,332円
4位 守屋 美穂 20,616,532円
5位 川井 萌 19,131,089円
6位 川野 芽唯 19,007,000円(2着)
7位 渡邉 優美 16,968,000円
8位 細川 裕子 16,955,813円
9位 三浦 永理 16,380,546円
10位 實森 美祐 15,987,066円
11位 海野 ゆかり 15,339,000円
12位 寺田 千恵 15,232,000円
――クイーンズクライマックス出場ボーダー
13位 宇野 弥生 14,841,066円
14位 西橋 奈未 14,836,666円
15位 岩崎 芳美 14,784,000円(6着)
16位 小野 生奈 14,440,000円(優勝)
17位 関野 文 14,234,000円
18位 清埜 翔子 13,424,000円
19位 山口 真喜子 13,073,000円
20位 山川 美由紀 13,001,733円
―レディースチャレンジカップ出場ボーダー
20位 田口 節子 12,865,200円
21位 大瀧 明日香 12,840,479円(5着)
22位 長嶋 万記 12,650,813円
23位 勝浦 真帆 12,391,066円
24位 山田 理央 11,947,000円
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41位 堀之内紀代子 10,381,066円(3着)
45位 前田 紗希 9,728,000円(4着)