本命決着続く芦屋オールレディース　4日目は安井瑞紀や西岡育未ら高配当期待

　ボートレース芦屋（モーニング）でのオールレディース（5月25日～30日開催）は27日、予選の3日目が終了した。地元の小野生奈（福岡出身・福岡支部）が1･1･1･2･1着で予選首位を快走。予選2位に前田紗希（埼玉出身・埼玉支部）、予選3位に藤堂里香（福井出身・福井支部）がつけている。

　さてシリーズ前半戦を終えた芦屋だが、ここまで3日間の全36レースで3連単1万円以上の高配当は3本だけ。逆に3連単1000円未満の3ケタ配当が9本も出ている。本命サイドの堅い決着が続いている今節。4日目は大穴を出すレーサーが現れるだろうか。

　候補を挙げるなら、まずは12R4号艇の安井瑞紀（岡山出身・岡山支部32歳）【冒頭の写真・中央】か。2日目9Rで4コースまくりを決めて3連単5640円の中穴を出したばかり。安井は今年まくり1着が6本を数えるなど速攻力に磨きがかかっている近況だ。今節の安井はここまで3･4･1･2･1着で予選7位と好調。予選突破をほぼ確実にしている。4日目は3Rと12Rの2走で、その結果次第では準優好枠もありえるだけに目が離せない。

　進入固定4R4号艇の西岡育未（徳島出身・徳島支部30歳）【写真上】も楽しみだ。前節の常滑G2レディースオールスターでは、初日に5コース抜きで3連単14万円台、3日目に4コースまくりで3連単5万円台と高配当を連発したのが記憶に新しいところ。今節も初日に3コースまくりを決めるなどリズム上々で、いつ大穴を出しても不思議ではなさそうな気配だ。西岡は今節ここまで1･5･3･5･3着で予選20位。4日目はこの4Rの1回走りで勝負駆けとなるだけに、思い切った攻めを見せるかもしれない。

　6R3号艇の古賀千晶も侮れない。今年3コースは12戦3勝で1着率25％をマーク。2月の若松ヴィーナスシリーズでは3コースまくりで3連単1万3270円、3月の尼崎オールレディースでも3コースまくりで3連単1万8850円を出すなど、赤いカポックでの高配当実績も十分だ。この4日目6Rは2号艇に地元の魚谷香織、6号艇にチルト3度もありえる堀之内紀代子が入っており、古賀が意外と人気薄で波乱になる可能性もありそうだ。