
レースリポート

3日目10Rは2コース絶好調の蜂須瑞生に注目 3コース急成長中の坂野さくらも必見
2025.05.26
ボートレース芦屋(モーニング)でのオールレディース(5月25日~30日開催)は26日、予選の2日目が終了した。地元の小野生奈(福岡出身・福岡支部)が1・1・1着の3連勝で予選首位を快走。予選2位に川野芽唯(福岡出身・福岡支部)、予選3位に藤堂里香(福井出身・福井支部)がつけている。
さてシリーズ中盤に入る芦屋モーニングだが、3日目の注目カードには10Rを挙げたい。
<芦屋 3日目 10R 予選特賞>
1枠 魚谷 香織(山口・福岡)1コース1着42%
2枠 蜂須 瑞生(群馬・群馬)2コース1着56%
3枠 坂野さくら(石川・福井)3コース1着7%
4枠 藤田 美代(福岡・福岡)4コース1着0%
5枠 角 ひとみ(広島・広島)5コース1着0%
6枠 海野ゆかり(広島・広島)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
上記のデータで目を引くのがなんといっても蜂須瑞生(群馬出身・群馬支部33歳)【冒頭の写真・正面】の「2コース1着率56%」という数字だ。蜂須は今年2コースで9走して3・1・2・1・3・1・1・3・1着。9戦5勝のオール3連対と圧巻の成績を残している。
2月の浜名湖PG1スピードクイーンメモリアルの4日目に2コース差しを決めて1コースの平山智加を破り、3連単3万円台の高配当を出したのが記憶に新しい。また3月の三国一般戦では2日目に2コースまくりを決めて1コースの前田篤哉を破り、3連単7万円台の大穴を出すなど、A1級の1コース戦を破ることもしばしばだ。
蜂須は今節ここまで4・4・4・2着で予選26位。準優進出へ黄信号がともっているだけに、得意の2コースでランクアップを図りたい。

3号艇の坂野さくら(石川出身・福井支部28歳)【写真上】も楽しみだ。前節の下関ヴィーナスシリーズで鮮やかな3コースまくり差しを決めたばかり。狭い艇間をスピード満点で突き抜ける圧巻の走りだった。坂野の3コースまくり差しでの1着は、2023年5月の桐生戦以来、約2年ぶりで自身2本目だった。前節のレースで、きっと自信をつけたに違いなく、良いイメージを持ってこの3日目10Rで赤いカポックを着るはずだ。まくり差しを狙ってくる可能性大か。
迎え撃つ1号艇は魚谷香織。今年1コースは12戦5勝の1着率42%とやや苦戦気味。今節初日1Rの1号艇ではコンマ21の6番手スタートと後手を踏んだのが響き、西岡育未の3コースまくりを浴びて2着に敗れている。ここは雪辱を期す一戦だ。今節ここまで2・3・2・5着で予選18位となっており、準優進出に向けても大事な1号艇になる。