
レースリポート

浜田亜理沙がレディースオールスター初V 女子賞金2位に浮上 常滑
2025.05.18
ボートレース常滑の「G2第10回レディースオールスター」(5月13日~18日開催)が終了した。18日の優勝戦は1号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部37歳)【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ09のスタートで逃げ切り、ファン投票1位の期待に応える優勝を果たした。2着には猛烈な追い上げを見せた6号艇の遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部)、3着には2号艇の川井萌(静岡出身・静岡支部)が入り、3連単1-6-2で2980円の12番人気となっている。

勝った浜田は昨年3月の津ヴィーナスシリーズ以来となる優勝で通算12V。特別競走(G2以上)では2023年多摩川のPG1クイーンズクライマックスに続く2回目の優勝となった。
浜田はこの優勝で賞金500万円を獲得。今年の獲得賞金は2000万円を突破し、女子賞金ランキングは前日5位から2位に浮上した。浜田はここ2年連続でクイーンズクライマックスに出場しているが、一昨年は女子賞金ランキング9位、昨年は女子賞金ランキング3位での出場権獲得だった。今年は2位以内に入ってトライアル初日1号艇が欲しいだけに、このレディースオールスター優勝は大きな価値のあるものとなった。
浜田は次節、5月27日から丸亀で行われるSGボートレースオールスターに参戦。この勢いでSGでも大暴れするのか注目だ。昨年の多摩川SGオールスターでは予選10位に入ってSG初の準優出を果たしており、今年は2回目のSG準優出、そして初のSG優出を狙いたい。
なお優勝戦2着の遠藤エミは賞金280万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日3位から変わらないが、首位との差を大幅に縮めることに成功した。
優勝戦3着の川井萌は賞金200万円を獲得し、今年の女子賞金ランキングは前日7位から5位へ浮上。PG1クイーンズクライマックス初出場へ着々と歩を進めている。川井は今年に入って2月の浜名湖PG1スピードクイーンメモリアル、今回の常滑G2レディースオールスターと女子ビッグレースで連続優出中。次の女子ビッグレース出場は8月に浜名湖で行われるPG1レディースチャンピオンになる見込みで、地元でのタイトル奪取に期待が高まりそうだ。
【2025年女子賞金順位】(18日、20時)
1位 平高 奈菜 30,359,065円
2位 浜田亜理沙 21,419,000円(優勝)
3位 遠藤 エミ 19,933,332円(2着)
4位 守屋 美穂 18,474,532円
5位 川井 萌 17,732,089円(3着)
6位 川野 芽唯 17,010,000円
7位 渡邉 優美 16,393,000円
8位 三浦 永理 16,380,546円
9位 細川 裕子 15,623,813円(4着)
10位 宇野 弥生 14,841,066円
11位 實森 美祐 14,548,066円
12位 寺田 千恵 14,258,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 海野ゆかり 14,249,000円
14位 西橋 奈未 13,667,666円
15位 岩崎 芳美 13,303,000円
16位 関野 文 13,165,000円(5着)
17位 山川美由紀 13,001,733円
18位 長嶋 万記 12,650,813円
19位 山口真喜子 12,614,000円
20位 勝浦 真帆 12,391,066円
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80位 井上 遥妃 6,766,566円(6着)