常滑レディースオールスター準優10R　エース機の「乗り心地」を武器に山口真喜子

ボートレース常滑の「G2第10回レディースオールスター」は、きょう17日が5日目。終盤3レースで準優勝戦が行われる。

シリーズリーダーは地元の細川裕子。得点率7.60でトップとなり12Rの1号艇を手にしていいる。ほかは、浜田亜理沙が11Rの1号艇、前田紗希が10Rの1号艇となった。準優18番目には得点率5.40の小芦るり華が滑り込んでいる。

なお、誰もが“エースモーター”と認める61号機に乗る山口真喜子(長崎出身・長崎支部28歳)【写真2枚】は10R5号艇(上図参照)。予選ラストで1コース逃げを決めファイナル進出に可能性をつないだ格好だ。

その舟足や操縦性について山口真喜子は「大幅にプロペラをたたきました。伸びはそんなにあるわけではありませんが、出足系がいいと思っています。準優は乗り心地重視でいきます」と語っている。
伸びる堀之内紀代子が内コースに構えそうなだけに、展開が向く可能性は小さくない。注目だ。

ボートレース常滑のG2第10回レディースオールスターの模様を伝える公式YouTube5日目は、フィギュアスケート元日本代表の中野友加里さんをゲストに迎え放送される。

多様な3回転ジャンプを体現することで日本の黄金期を築き上げながらもオリンピアになることができなかったアスリートは、悔しさを感じつつ「だからこそ今の自分がいる…」と語る魂の人。

その広く奥深い視野の中に女子ボートレーサーの姿がどう映るのか…。14時からの配信をぜひチェックしたい。