
レースリポート

準優荒れる?レディースオールスター 2号艇の川井萌、渡邉優美、関野文がカギ
2025.05.16
ボートレース常滑の「G2第10回レディースオールスター」(5月13日~18日開催)は16日、予選ラウンド最後の4日目が終了。17日の5日目に、ベスト18で争われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<常滑 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 前田 紗希(埼玉・埼玉)1コース1着71%
2枠 川井 萌(静岡・静岡)2コース1着27%
3枠 實森 美祐(広島・広島)3コース1着15%
4枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)4コース1着8%
5枠 山口真喜子(長崎・長崎)5コース1着9%
6枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)6コース1着7%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
<常滑 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 浜田亜理沙(広島・埼玉)1コース1着70%
2枠 渡邉 優美(福岡・福岡)2コース1着35%
3枠 井上 遥妃(徳島・徳島)3コース1着25%
4枠 平川 香織(東京・埼玉)4コース1着0%
5枠 高田ひかる(三重・三重)5コース1着9%
6枠 平山 智加(香川・香川)6コース1着0%
<常滑 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 細川 裕子(愛知・愛知)1コース1着57%
2枠 関野 文(大阪・大阪)2コース1着30%
3枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)3コース1着13%
4枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)4コース1着27%
5枠 西橋 奈未(石川・福井)5コース1着0%
6枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)6コース1着0%
準優3個レースの1号艇に座るのは予選1位の細川裕子が12R、予選2位の浜田亜理沙が11R、予選3位の前田紗希が10Rだ。各レーサーとも予選道中(ドリーム含む)の1号艇では1コースからきっちり逃げ切っている。準優は逃げ3連発になる可能性も十分だろう。
ただこれまでのレディースオールスターを振り返ると、準優は荒れ気味の傾向。過去9大会の準優3連単の出目は以下のとおり。
・2017年 2-1-5、1-2-6、3-2-1
・2018年 1-3-2、1-2-5、4-5-6
・2019年 1-2-5、1-4-2、2-1-6
・2020年 1-2-5、4-5-3、1-4-3
・2021年 4-3-2、1-4-6、1-5-3
・2022年 1-3-5、1-2-6、1-5-4
・2023年 3-6-4、1-3-2、3-4-6
・2024年2月 1-2-3、4-1-3、4-1-5
・2024年5月 1-3-4、6-1※、1-2-6
(※2024年5月宮島大会の準優11Rは4艇Fで3連単不成立)
全27レースで1号艇は16勝11敗。準優3個レースいずれも1号艇が勝ったケースは2022年桐生大会の1回だけしかない。

果たして今年はどんな展開となるのか。もし1号艇を破るレーサーが現れるなら、第一候補は各レースの2号艇だろう。10R2号艇の川井萌(静岡出身・静岡支部23歳)【冒頭の写真】は今年2コース1着率27%(15戦4勝)、11R2号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部32歳)【写真すぐ上】は今年2コース1着率35%(20戦7勝)、12R2号艇の関野文は今年2コース1着率30%(10戦3勝)と各レーサーとも好成績だ。川井と関野は今節も2コースから1着がある。
もうひとつ見逃せないポイントが"チルト"だ。準優10R4号艇の堀之内紀代子は、4日目12Rの6号艇でチルト3度を選択(※結果は6コースから3着)。準優が4号艇となっただけにどんな作戦でくるのか注目だ。準優11R5号艇の高田ひかるは、2日目7Rの6号艇でチルト2度を選択(※結果は6コースから5着)。準優外枠で伸び足勝負を選ぶ可能性もあるだろう。