
レースリポート

下関ヴィーナス 準優9Rは地元でデビュー初優出を狙う藤本紗弥香と寺田空詩
2025.05.12
ボートレース下関(ナイター)での「ヴィーナスシリーズ第4戦 Hayashikane杯」(5月7日~13日開催、9日は中止順延、10日は中止打切)は11日、3日目が終わって予選ラウンドが終了した。
準優進出を果たした18人のうち、半分の9人が"通算0V"という顔ぶれ。優勝戦がどんなメンバーとなるのか楽しみだ。
<下関 4日目 9R 準優勝戦>
1枠 大石 真央(静岡・静岡)通算2優出0V
2枠 廣中智紗衣(愛知・東京)通算59優出8V
3枠 藤本紗弥香(山口・山口)通算0優出0V
4枠 千葉 真弥(静岡・静岡)通算7優出1V
5枠 向井田真紀(広島・広島)通算1優出0V
6枠 寺田 空詩(山口・山口)通算0優出0V
※()内は出身・支部の順
準優9Rの1号艇は大石真央。2・3・1・2・2着のオール3連対で予選3位に入り、自身初の準優1号艇を手にした。大石にとって下関は2021年のヴィーナスシリーズで予選17位に入ってデビュー初準優出を飾るも、準優でフライングを切ってしまった苦い思い出がある水面。4年前の雪辱を果たして下関初優出なるか。
デビュー初優出を狙うのは藤本紗弥香(山口出身・山口支部27歳)【冒頭の写真】と寺田空詩(山口出身・山口支部21歳)【写真下】の地元勢2人だ。藤本はこれが自身2回目の準優進出。2023年4月の福岡ヴィーナスシリーズ以来、約2年1カ月ぶりの予選突破となった。ボートレーサー養成所時代にはリーグ戦勝率7.60で128期トップの成績を残していた逸材が、いよいよ優勝戦の舞台に立つ日がくるのか。
寺田はこれが自身5回目の準優進出。下関では1月の正月レースと2月のヴィーナスシリーズに続く当地3節連続の準優出となった。今年の下関フレッシュルーキーに選出されている寺田が、地元の期待に応えて下関でデビュー初優出を果たすのか。

<下関 4日目 10R 準優勝戦>
1枠 宮崎 安奈(埼玉・埼玉)通算0優出0V
2枠 原田 佑実(愛知・大阪)通算33優出2V
3枠 野田部宏子(福岡・福岡)通算5優出0V
4枠 津田 裕絵(山口・山口)通算39優出2V
5枠 大澤 真菜(埼玉・東京)通算2優出0V
6枠 片岡 恵里(岡山・山口)通算44優出5V
準優10Rの注目は宮崎安奈だ。1・4・3・1・1着で予選2位に入る大活躍。これが2節連続4回目の準優出で、自身初の準優1号艇となった。宮崎は前節の津オールレディースの準優では2番手争いに加わるも、浜田亜理沙との競り合いに敗れて3着という悔しい結果だった。今節こそデビュー初優出をつかみ取りたい。
<下関 4日目 11R 準優勝戦>
1枠 滝川真由子(愛知・長崎)通算25優出3V
2枠 平田さやか(東京・東京)通算52優出4V
3枠 蜂須 瑞生(群馬・群馬)通算9優出1V
4枠 福山恵里奈(山口・山口)通算0優出0V
5枠 安井 瑞紀(岡山・岡山)通算3優出0V
6枠 山下 友貴(静岡・静岡)通算35優出7V
準優11Rの1号艇は滝川真由子。1・3・4・2・1着でシリーズリーダー争いを制し、昨年9月の大村オールレディース以来となる予選トップ通過を果たした。滝川は1コース最近10走が1・3・1・1・F・6・6・1・4・F着とやや苦戦している近況。準優では底力を見せるのか注目だ。