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下関ヴィーナス 安井瑞紀が誕生日1着めざす 急成長中は宮崎安奈

2025.05.09

 ボートレース下関(ナイター)での「ヴィーナスシリーズ第4戦 Hayashikane杯」(5月7日~12日開催)は8日、予選の2日目が終了した。大石真央(静岡出身・静岡支部)が2・3・1着で予選首位に浮上。予選2位に向井田真紀(広島出身・広島支部)、予選3位に滝川真由子(愛知出身・長崎支部)がつけている。

 さてシリーズ中盤に入る下関だが、3日目の注目カードには7Rを挙げたい。

<下関 3日目 7R ふく~る特賞>
1枠 安井 瑞紀(岡山・岡山)予選13位
2枠 津田 裕絵(山口・山口)予選21位
3枠 藤本紗弥香(山口・山口)予選11位
4枠 池  千夏(愛媛・香川)予選24位
5枠 宮崎 安奈(埼玉・埼玉)予選4位
6枠 平田さやか(東京・東京)予選6位
※()内は出身・支部の順

 1号艇は安井瑞紀(岡山出身・岡山支部32歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで2・2・3着のオール3連対。予選13位で準優圏内につけている。そしてシリーズ3日目の5月9日は32歳の誕生日。7R1号艇と11R4号艇でバースデーウィンを狙う。

 安井は2017年のデビューからこれまで誕生日にレースを走った経験が3回あるが、2022年は2・4着、2024年は5着に終わっておりバースデーウィンはまだ経験なし。特に昨年は宮島G2レディースオールスターのシリーズ3日目に5月9日の誕生日を迎え、1号艇に組まれて1着が期待されたが、1コースから5着に敗れて3連単1万円台の配当になってしまった。あの悔しさを晴らすためにも今年こそ自身初のバースデーウィンを飾りたい。

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 今節好調なのは5号艇の宮崎安奈(埼玉出身・埼玉支部26歳)【写真上】だ。ここまで1・4・3・1着で予選4位につける活躍ぶり。初日に4コース差し、2日目に2コース差しを決めるなどキレ味鋭い走りが光っている。

 宮崎は前節の津オールレディースで予選12位に入って自身3回目の準優出。惜しくも準優では浜田亜理沙との2番手争いに競り負けて3着に終わったが、デビュー初優出を飾る日がそう遠くないことを印象づけた一節だった。

 宮崎は今年に入ってからの勝率が5.10で、昨年1年間(3.61)と比べると1.5近くも急上昇している状態。今まさに伸び盛りを迎えている成長株から目が離せない。

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