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オールレディース優勝戦は地元の遠藤エミ びわこV戦2号艇で過去3戦2勝

2025.05.05

 ボートレースびわこの「オールレディース ビーナスちゃんカップ」(5月1日~6日開催)は5日、準優の5日目が終了。この日は追い風が強めに吹き、5Rから安定板を使用、8Rからは2周戦に周回が短縮された。今節は新モーター、新ボート、そして全国に先駆け、カーボンニュートラル対応のE30ガソリンという新燃料で開催されてきたが、いよいよ6日には新しい環境で初の優勝戦が行われる。ベスト6メンバーは次のとおり。

<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1枠 西橋 奈未(石川・福井)1コース1着71%
2枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)2コース1着25%
3枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)3コース1着36%
4枠 細川 裕子(愛知・愛知)4コース1着14%
5枠 山本 梨菜(佐賀・佐賀)5コース1着0%
6枠 山川美由紀(香川・香川)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)

 予選トップ通過の西橋奈未が準優を1コース逃げで快勝してポールポジションを獲得。昨年3月の三国一般戦以来となる優勝に王手をかけた。西橋は今年1コースで17戦12勝の1着率71%と上々の成績。今節ここまで1号艇が3回あったがいずれも危なげなく逃げ切っている。優勝戦でも盤石の逃走を決めるのか。

 ちなみにびわこでは今年に入って優勝戦が8戦行われているが、1号艇が1・1・1・1・1・1・1・1着と8戦全勝。昨年12月から1号艇が10連勝中とびわこ優勝戦は逃げ連発の状態だ。このデータが西橋の後押しとなるか。

 ただ今節は2~6号艇のメンバーが強力だ。2号艇は地元の遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部37歳)【冒頭の写真】。びわこ通算18優出5Vを誇る滋賀女子のエースが黒いカポックでニラミを利かせる。遠藤はびわこ優勝戦2号艇が過去3回あって6・1・1着。2コース差しを2回決めているだけに目が離せない。

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 3号艇の宇野弥生(埼玉出身・愛知支部39歳)【写真上】は準優で3コース差しを決めたばかり。今年3コースは22戦8勝の1着率36%という好成績で、まくり差しで4勝、抜きで2勝、まくりで1勝、差しで1勝と自在なさばきで白星を量産している。

 4号艇の細川裕子は今年4コースで14走して1着2本(1着率14%)、2着5本(2連対率50%)、3着5本(3連対86%)と連絡みの確率が非常に高い。5号艇の山本梨菜も5コース最近10走が3・4・3・3・3・3・2・4・4・3着で、3着が6本を数えるなど3連対率70%という堂々の成績だ。そして6号艇には女子歴代最多の通算82Vを誇る山川美由紀が座る。好メンバーがそろって誰が勝っても不思議ではない優勝戦だ。

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