
レースリポート

鳴門ヴィーナス 準優11Rは100期の鎌倉涼と平高奈菜が3年7カ月ぶり内枠対決
2025.04.28
ボートレース鳴門(モーニング)のヴィーナスシリーズ第3戦(4月25日~30日開催)は28日、予選ラウンドの4日目が終了。29日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<鳴門 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 松尾 夏海(愛媛・香川)通算37優出4V
2枠 岩崎 芳美(熊本・徳島)通算158優出24V
3枠 野田なづき(佐賀・佐賀)通算1優出0V
4枠 山田 理央(愛媛・香川)通算0優出0V
5枠 赤井 睦(岡山・徳島)通算7優出1V
6枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)通算100優出12V
※()内は出身・支部の順
10Rの1号艇には松尾夏海が座る。3日目終了時点では1・2・4・2・5着で予選8位だったが、4日目に2コース差しと1コース逃げで連勝を飾って一気に予選3位まで浮上してきた。松尾の準優1号艇は昨年11月の戸田オールレディース(優勝)以来で約5カ月ぶりだ。
松尾は女子トップクラスの1コース巧者として知られ、今年も1コースは13戦11勝で1着率85%という鉄壁ぶり。準優でもその力を発揮して盤石の逃げを見せるのか。
<鳴門 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)通算102優出21V
2枠 平高 奈菜(愛媛・香川)通算152優出36V
3枠 實森 美祐(広島・広島)通算26優出2V
4枠 高憧 四季(大阪・大阪)通算15優出2V
5枠 湯淺 紀香(群馬・群馬)通算1優出0V
6枠 豊田 結(静岡・静岡)通算4優出0V
11Rは鎌倉涼(大阪出身・大阪支部35歳)【冒頭の写真】と平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【写真下】の100期勢が内枠で対決する注目カードとなった。鎌倉は今年1コースで18戦16勝の1着率89%という圧巻の強さ。今節もすでに1号艇が2回あったが、2日目12Rドリーム戦と4日目1Rでいずれもきっちり逃げ切っている。

2号艇の平高奈菜は雪辱戦だ。前節の常滑オールレディースで準優2号艇に乗って痛恨のフライングを切ったばかり。再び巡ってきた準優2号艇でどんな走りを見せるのか。
ちなみに1号艇鎌倉・2号艇平高という対戦は、2021年9月の常滑ヴィーナスシリーズ以来と意外にも久々。約3年7カ月ぶりに実現したマッチアップに注目したい。
<鳴門 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 小池 礼乃(福岡・福岡)通算11優出0V
2枠 深尾 巴恵(群馬・静岡)通算2優出1V
3枠 大瀧明日香(静岡・愛知)通算144優出10V
4枠 前田 紗希(埼玉・埼玉)通算18優出2V
5枠 喜多須杏奈(徳島・徳島)通算10優出0V
6枠 原田 佑実(愛知・大阪)通算33優出2V
12Rの1号艇は小池礼乃だ。4日目8Rで3着に終わって連勝が6でストップしたが、それでも1・1・1・1・1・1・3着のピンラッシュで自身初の予選トップ通過を果たした。デビュー初Vへ期待は高まるばかりだ。
小池は今年1コースで10戦4勝の1着率40%とやや苦戦気味。ただ今節は圧倒的なパワーという後ろ盾があり、2日目5Rの1号艇では他を寄せ付けず逃げ切っていた。準優に向けても不安はないだろう。通算12回目の優出と自身初の優勝戦1号艇を狙う。