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平和島オールレディース 大廣咲季や武藤綾子ら”前節優出モーター組”が好走

2024.08.25

 ボートレース平和島(サマータイム制)のオールレディース(8月25日~30日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「レディースドリーム」は、4号艇の海野ゆかり(広島出身・広島支部)が4コースまくり差しで快勝。2着に1号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)、3着に6号艇の松本晶恵(群馬出身・群馬支部)が入り、3連単4-1-6で1万1910円の37番人気決着となっている。

 さて熱戦の幕を開けた平和島オールレディースだが、初日に活躍が光ったのは"前節優出モーター"を引き当てた選手たちだ。平和島では前節にお盆レース(8月17日~22日開催)が行われたが、そのときの優出モーターは以下のとおり。

1着 若林  将 50号機(武藤綾子)
2着 作間  章 46号機(福島陽子)
3着 齊藤  仁 63号機(大廣咲季)
4着 深水慎一郎 25号機(湯淺紀香)
5着 田中  豪 21号機(高田ひかる)
6着 山田 亮太 73号機(池田浩美)
(※カッコ内は今節使用レーサー)

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 前節優勝モーターの50号機を引き当てた武藤綾子(福岡出身・福岡支部53歳)【写真上】は、追い風6メートルで安定板が装着されだした初日7Rで、1コースから逃げ切り快勝。武藤は最近5節連続で1着ゼロとリズムを崩していたが、6節ぶりの白星を手にした。

 前節優出2着のモーター46号機を手にした福島陽子は、1Rで1コースから逃げ切り成功。4カドの真子奈津実にまくられる展開となったが、小回りで残して1着をもぎ取った。

 前節優出3着のモーター63号機を引いた大廣咲季(香川出身・香川支部24歳)【冒頭の写真】は、9Rで4コースからまくり差して先頭争いに加わり、惜しくも道中競り負けたものの2着に入る好走。あわや2022年11月のデビューから通算3勝目かという走りを見せた。大廣は初1着が昨年4月のここ平和島だった。

 その9Rで大廣に競り勝って1着となったのが、前節優出6着のモーター73号機を駆る池田浩美。1周2マークで見せたツケマイ(同体まくり)は圧巻だった。

 初日から好レースを連発した"前節優出モーター組"に2日目以降も注目してみたいところだ。

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